戸外遊び ~心が動く瞬間~
2023.5.9
本園では、いろいろなカリキュラムや体験を通して、自分が『これが 好きっ!!』と言えるものを見つけてほしいと願い、日々活動しています。
カリキュラムも大切ですが、ゆったりと時間を設けて、のびのびと遊ぶことのできる 『自由遊び時間』も大切であると子どもたちを見ているとよく感じます。
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特に戸外遊びの時間では、子どもたちの ” 心 ” が動く瞬間に出会うことが多くあります。
園庭に落ちていたものをみつけて、にっこり笑顔。
人工芝が敷いてある上で、靴を脱いでまったり。
芝生の上では、時間がゆったりすすみ、会話も弾みます。
環境一つで、遊びも変わる、雰囲気も変わる。
そんなことを感じます。
雲梯の下のところにぶら下がってみて、おっとっと!バランスを崩してしまいましたが、しっかりと手をつけていますね!
たくさん外で遊んでいると、身体の使い方が身に付きます。
バランスを崩した際にもきちんと『手』をついて、受け身がとれるようになり、大きなけがを回避する力がついていきます。
(雲梯の下には、ゴムマットと人工芝を敷いてクッション性を高めていますので、ご安心ください)
先生のクイズに答えたら滑る滑り台に、おもわずニコリ🌟
順番もしっかりと待っていますね。
ただ「 待ちなさい 」「 順番でしょ 」と伝えるよりも、楽しみが次にあると自然に待つことができるようになっていきます。
こちらは、木と木の間にロープを張って綱渡り。
「 よいしょ!! 」あと少し。
ロープに手を伸ばします。
ぐっと力を入れて つかんで上に登ります。
*登る(ロープの上に上がる)ところからできるように、出ているロープも”いいくらい”に調整して出しています。
ちょっと難しそうな時には身体を支えてフォローしたり、つかまることのできるロープの長さを長くします。
ゆっくり 自分のペースで大丈夫! 最後まで渡り切れるかな!?
年長さんが挑戦している姿を見て、
年中さん(オレンジ色の帽子の子たち)も挑戦します。
友だちがやっている姿を見て、刺激を受ける瞬間。
” 楽しそう ”
” 僕・私もできるかな!? ”
” やってみたい ”
幼稚園という集団の場での醍醐味ですね。
自分の番を待ちながら、友だちの姿も応援している子どもたちです。
楽しいことがあると、順番を守ることも自然と覚えてくれますね✨
こちらは砂場の様子。
耳を傾けていると
「 こちらは洗車場で~す 」との声が聞こえてきました。
洗車した後には、きれいに並べてくれました。
砂場では、スコップを使って、道路や水路を作っています。
気温も高くなってきて、泥遊びも楽しくできる季節ですね。
こちらはちょっと面白い遊びをしています。
机の上から『 雨どい 』の上を車を転がします。
するする~と滑っていく車。
それを見ていた 年少さん。
同じようにやってみます。
するする~と滑って行って・・・
最後まできれいにすべりました!!
「 やった~ 」と喜ぶ年少さん。
戸外遊びでは異年齢の子との関わりも多く、刺激を受けて ” やってみよう ” との気持ちを抱く場面が多く、
また年下の子には ” 優しく ” 声をかけたり、順番を譲ってあげたり・・・
いろんな 心の成長が見られます。
明日はどんな 心が動く場面があるのでしょうか?
暖かくなって とっても過ごしやすい季節。
子どもたちの成長がまた楽しみです。